ANAスーパーフライヤーズ会員のソラ&トビゾーが、ANAプレミアムエコノミーをご紹介します。

エコノミークラスとビジネスクラスの中間的存在で、エコノミークラスよりもゆったりとしたシートでくつろぎながら、フライトを楽しめるようになっています。なお、プレミアムエコノミーは国際線限定の機内クラスです。

今でこそプレミアムエコノミーの認知度が上がり、世間一般によく知られる存在となっていますが、かつては「ファースト・ビジネス・エコノミー」の3クラスが当たり前で、プレミアムエコノミーはあまり知られていませんでした。

ちなみに、ANAがプレミアムエコノミーを導入したのが2002年で、当時は世界的に見てもプレミアムエコノミーを導入している航空会社は少数派でした。

搭乗体験談

現在はまだ何もない状態ですが、今後こちらのコーナーではANAプレミアムエコノミーの搭乗記を掲載していきます。

国際線プレミアムエコノミーの特徴

手軽な料金で、エコノミークラスよりも少し贅沢な気分を味わえるのがプレミアムエコノミーの魅力です。ビジネスクラスほどの豪華さはありませんが、ビジネスクラスよりもかなり安い料金で乗ることができます。

路線と料金

ANAプレミアムエコノミーは、エコノミークラスやビジネスクラスのようにほぼ全ての路線に設定されているわけではありませんが、それでも北米路線や欧州路線や東南アジア路線など、多くの路線に設定されています。

料金に関しても、路線によって異なるのはもちろんのこと、同じ路線でも購入時期や搭乗時期や為替レートなどによって変動がありますので、ANA国際線運賃のページにて詳細をご確認ください。

シート

ANAプレミアムエコノミーのシートは、機材によって形やデザインが異なり、全部で3種類あります。ボーイング787-9とボーイング777-200ERはそれぞれ独自のもので、ボーイング787-8とボーイング777-300ERが同じものとなっています。

なお、ファーストクラスの「ANA FIRST SQUARE」や、ビジネスクラスの「ANA BUSINESS STAGGERED」などといったようなシート名は付けられていません。

詳しくはANAプレミアムエコノミーシート一覧をご覧ください。

積算マイル

ANAプレミアムエコノミーの積算マイル数は非常に分かりやすいです。「搭乗区間の基本マイレージ」がそのまま積算マイル数となります。

ANAの積算マイルは「搭乗区間の基本マイレージ×予約クラスごとの積算率」で算出されるのですが、プレミアムエコノミーの場合は予約クラスがYもしくはEに該当します。

YもEも積算率は100%なので、ANAプレミアムエコノミーの積算マイル数は「搭乗区間の基本マイレージ」そのものになります。

なお、細かな注意事項やエコノミークラス等の積算マイル数に関しては、ANA国際線マイルの積算条件をご覧ください。

特典航空券

貯まったマイルの使い道として最もよく知られているのが特典航空券ですが、実はANAではプレミアムエコノミーの特典航空券を用意していません。特典航空券はファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスのみとなっています。

アップグレード

ANAでは特典航空券の他に、マイルを使ったアップグレードも用意していますが、こちらも特典航空券と同様、プレミアムエコノミーの設定はありません。エコノミークラスからのアップグレード先はビジネスクラスのみとなっています。

インボラ

一般の利用者の場合、エコノミークラスからプレミアムエコノミークラスへのインボラはほぼ起こりません。

と言いますのも、ANAマイレージクラブの「ダイヤモンドサービスメンバー」と「プラチナサービスメンバー」と「ANAスーパーフライヤーズ会員」の特典として、プレミアムエコノミーへの無料座席変更(搭乗手続き時に空席がある場合)というものがあるからです。

逆に言うと、上記のいずれかに該当する方の場合、インボラの発生確率が少し高くなるとも言えます。

詳しくはANAプレミアムメンバーサービスのページをご覧ください。