発電所

発電の種類と日本に現存する発電所の一覧をご紹介しているページです。

発電の種類

昔から日本の電力需要を支えている火力発電と水力発電のほか、世界的に話題になることが多い原子力発電や再生可能エネルギーを用いた発電など、一口で「発電」と言っても様々な種類のものがあります。当サイトで取り扱っている発電の種類は以下の通りです。これら以外の発電方法は、まだ一般的とは言い難い状況です。

種類 解説
火力発電 化石燃料を燃やして熱を生み出します。その熱で水を熱し水蒸気を生み出します。その水蒸気の力で蒸気タービンを回して発電するという仕組みです。なお、化石燃料とは石炭や石油やLNGなどを指します。

他の発電方法と比べると大きな電力を生み出しやすく、そして安定的に発電を続けることができるため、現状では日本の主流の発電方法となっています。ちなみに、日本には全部で約160の火力発電所が存在します。
水力発電 水が流れる力を利用して発電機を回すという仕組みです。昔から行われている方法ですが、水という尽きることのないエネルギーを利用しているため、再生可能エネルギーを利用した発電の一つに数えられています。

火力発電と比べると出力規模は小規模ですが、水の流れがあればどこでも発電を行えるという特徴があり、現在は日本全国に約1,200もの水力発電所があります。
風力発電 風が吹く力を利用して発電機を回すという仕組みです。一つ上でご紹介した水力発電と同様に、自然環境に優しい再生可能エネルギーとして知られています。日本ではまだまだですが、世界的には既にかなり普及が進んでいます。

発電量や安定性という視点から見ると、火力発電や水力発電には大きく劣るため、前述の各電気事業者はそれほど積極的ではありません。風力発電所は民間企業によって運営されているところが多いです。
地熱発電 地熱によって生み出された水蒸気を地下から取り出し、その水蒸気の力で蒸気タービンを回すという仕組みです。こちらも再生可能エネルギーの一種ですが、前述の水力や風力と比べると、天候の影響を受けにくいという長所があります。

ただ、開発から実際に発電を開始するまでに長い時間と大きなコストがかかることから、地熱発電に積極的に取り組んでいる電気事業者は非常に少ないです。現在は約10の地熱発電所が稼働しています。
太陽光発電(メガソーラー) 太陽の光を電力に変換するという発電方法です。こちらの表に記載されている太陽光発電以外の発電では、必ず発電機が必要となりますが、太陽光発電は発電機を必要しません。そのため、故障しにくいというメリットがあります。

なお、一般住宅の屋根に設置するようなものではなく、専用の土地に百枚単位の多数の太陽電池パネルを設置し、その出力規模が1,000kW(1MW)を超えるものを「メガソーラー」と言います。
原子力発電 ウランやプルトニウムなどといった核燃料が生み出す熱を利用して高圧の水蒸気を作ります。その水蒸気で蒸気タービンを回して発電をするという仕組みです。膨大な量の電気を安定的に発電できるという特徴を持っています。

一方で、その危険性も古くから指摘されていて、チェルノブイリやスリーマイルや福島原発などのような事故も発生しています。世界的にも、原発を推進している国と廃止を決めている国の両方が存在しています。
バイオマス発電 生物に由来した有機資源を燃料として熱を生み出し、その熱で水蒸気を作り、そしてその水蒸気で蒸気タービンを回して発電するという仕組みです。仕組みそのものは最初にご紹介した火力発電と非常に似通っています。

なお、生ゴミや廃材などといった「廃棄物」や、サトウキビやシュガーソルガムなどといった「農作物」などが燃料として用いられています。

また、バイオマス発電には「カーボンニュートラル」という考え方が適用されるため、大気中の二酸化炭素量を増やさない環境に優しい発電方法と認識されています。
蓄電池 発電ではありませんが、発電所と同様に重要な蓄電池についてもご紹介いたします。

蓄電とは「電気を蓄える」という新しい技術のことで、再生可能エネルギーへの取り組みと同様に、こちらも大容量化や効率化などの研究が進められています。

まだ小中規模の蓄電池しか実用化されていませんが、大型の蓄電池の実用化の研究も進められています。

大容量化に成功して発電所に併設できるようになると、発電所で作った電気をそのまま蓄えておくことができるようになり、緊急時や電力需要のピーク時に非常に役に立ちます。

なお、蓄電池に関する解説は当サイトでは行っておりませんので、「蓄電池.net」をご参照ください。

発電所の一覧

現在、日本にいくつの発電所があるかご存じでしょうか。その数はなんと約1,400です。当サイトではそんな数ある発電所の中でも、出力規模が大きいのところや知名度の高いところを中心にピックアップして、都道府県別にまとめてご紹介しております。また、電力会社ごとに保有している発電所をまとめているページも公開中です。

各都道府県ページでは発電所名や運営している電力会社名などといった情報しか記載しておりません。ただ、地図や出力規模などの詳細を把握することができる外部サイトへのリンクを設置しておりますので、各発電所についてのより詳しい情報を知りたいという方は、そちらのリンク先もチェックして頂ければと思います。

北海道・東北

北海道・東北地方にある発電所の一覧です。他の地方と比べると面積が広く、そして自然が豊かであることから、再生可能エネルギーを用いた発電所が多いという特徴があります。昔から全ての道県に水力発電所が複数あるほか、近年は風力発電所やメガソーラーも増えてきていて、地球環境への取り組みも積極的と言えます。

関東

関東地方にある発電所の一覧です。人口の多い首都圏には発電所があまりないような印象を持たれるかもしれませんが、特に東京と神奈川と千葉の一都二県には、とても規模の大きな火力発電所が複数あります。また、北部三県には水力発電やバイオマス発電やメガソーラーなどといった再生可能エネルギーを用いた発電所も多いです。

中部・北陸

中部・北陸地方にある発電所の一覧です。電力の大消費地である愛知県とその近隣に発電規模の大きな火力発電所が数多く建てられています。逆に内陸部ではほとんど火力発電は利用されておらず、ダムを用いた大規模な水力発電がメインとなっています。北陸地方は風力や太陽光など、再生可能エネルギーも積極的に活用しています。

関西・近畿

関西・近畿地方にある発電所の一覧です。面積が小さいということもあり、他の地方と比べると特に発電所の数が少ないエリアということができます。その中でも発電量が多いのは大阪と兵庫と和歌山の一府二県です。いずれも主力となっているのは火力発電ですが、風力やメガソーラーなどの新エネルギーも積極的に活用しています。

中国・四国

中国・四国地方にある発電所の一覧です。関東地方や近畿地方と比較すると人口が少ないため、発電所の数も少なめの傾向にありますが、多数の工場が稼働している広島や岡山や愛媛には、火力から再生可能エネルギーまで様々な発電所が数多く設けられています。また、中国・四国地方には風力発電所が多いというのも特徴的です。

九州

九州地方にある発電所の一覧です。他の地方では発電所が一部の都道府県に集中していたりもするのですが、九州地方はほぼ満遍なくどの県にも様々な発電所があるという点が特徴的です。また、地熱が豊富であることから地熱発電所が、バイオ燃料となる植物が育ちやすいことからバイオマス発電所が、それぞれ多くなっています。

電力会社一覧

一般的に電力会社と言うと「東京電力」や「関西電力」などといった地域別の会社を思い浮かべるかと思いますが、これらの会社を総称して「一般電気事業者」と言います。日本にある一般電気事業者は以下の10社です。これらの会社が日本のほぼ全ての家庭や企業に電力を提供しているため、契約している方の数も非常に多いです。

また、一般電気事業者以外に「卸電気事業者」という区分も設けられています。こちらは合計で200万kW以上の発電所を保有していて、その発電した電力を一般電気事業者に販売(売電)している会社のことを指します。この区分に属する会社は以下の2社です。後者はその名の通り原子力発電に特化した事業者となっています。

なお、最後の日本原子力発電以外の各事業者については、独立したご紹介ページを設けています。各事業者が保有している発電所を発電の種類別にまとめているほか、簡単な所在地情報も併せて掲載しております。

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