地熱発電

地下350~3,200メートルほどに存在している地熱のエネルギーを利用して電気を作る「地熱発電」についての情報を公開しています。

北は北海道、南は九州まで、日本全国の地熱発電所をまとめてご紹介しているほか、発電の仕組みやメリットデメリットなども詳しく解説しております。再生可能エネルギーで将来性も高い発電方法ですから、様々な問題点をクリアして、もっと普及していくのではないかと思います。

概要

地熱発電についての基本情報をご紹介している項目です。他の発電方法と比べると、まだ一般的にはあまりよく知られていませんが、その仕組みや種類に関すること、メリットやデメリットに関することなどをまとめてご覧頂くことができます。

地熱発電とは

「育エネ」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。実はこの言葉、再生可能エネルギーをより普及させるために、2012年7月から固定価格買取制度が始ったのですが、その際に経済産業省資源エネルギー庁が標語として定めた言葉なのです。

固定価格買取制度とは、再生可能エネルギーを利用して発電した電力を、一定の期間、一定の価格で買い取るという制度です。この制度が導入されたことによって、初期投資に多額の必要が必要となることが多い再生可能エネルギーを利用した発電を、一般の事業者が始めやすくなるというメリットがあります。

そんな再生可能エネルギーの一つが「地熱」です。地球の内部に存在する地熱を利用した発電のことを「地熱発電」と言います。地熱を利用して蒸気を取り出し、その蒸気の力で発電タービンを回すという仕組みなのですが、蒸気を取り出す方法にもいくつかの種類があります。詳しくは先述のページをご参照ください。

メリットとデメリット

先の項目で触れてしまいましたが、地熱発電の最大のメリットは再生可能エネルギーであるという点です。尽きる心配がない上、他国から輸入する必要もありません。そして何かを燃やすわけではないため、二酸化炭素も出さないのです。

ただ、デメリットもあります。主に、コストがかかるという点と、温泉に影響を与える恐れがあるという点です。これらが原因でなかなか普及が進んでいないという現状があります。なお、先述のページに「メリット・長所・利点」と「デメリット・問題点・課題」をまとめてご紹介しておりますので、ぜひご参照ください。

地熱発電所の一覧

当サイトでは日本全国に存在する全ての地熱発電所をご紹介しております。地熱発電は1925年に実験的に発電に成功したのが始まりですが、発電量が極めて少なかったため、水力発電や火力発電に押されて、しばらくは実用化の計画が立ち消えとなりました。そしてそれから約40年経った1966年に初めての実用化に成功しました。

このように、地熱で発電するという方法の実用化に成功してから既に45年以上もの月日が流れていますが、先述の問題点などの理由で、まだまだ発電所の数は少ないと言わざるを得ません。ただ、固定価格買取制度の始まりと共に、これからもっと多くの発電所が誕生するのではないでしょうか。

北海道・東北

北海道・東北にある地熱発電所の一覧です。全国的に見てもまだまだ地熱発電所の数は少ないのですが、その中でも北海道・東北地方には多数の施設が集まっています。発電の仕組みを学んだり、実際の施設内の様子を見学したりすることができる、資料館やPR館などが併設されているケースが多いのも特徴的と言えます。

北海道・宮城・福島はそれぞれ1つずつしか施設がありませんが、出力規模が大きいのが特徴です。また、秋田と岩手には合わせて5つもの施設があり、営業開始してからの歴史が長いところが多くなっています。

関東

関東地方にある地熱発電所の一覧です。一覧とは言っても、現存する地熱発電所は東京都の八丈島にある1ヶ所のみとなります。そのため、本州に位置する部分には施設は今のところ建てられていません。東京都のみ個別のページを設けております。

現時点では八丈島にしか施設はありませんが、各県に様々な温泉地が存在しています。草津温泉や箱根温泉など規模は大きいものの一大観光地となっているような場所は、なかなか施設の建設が難しい印象を受けますが、各温泉地に影響を与えない範囲で新しい施設の建設に期待がかかります。

中部・北陸

中部・北陸地方にある地熱発電所の一覧です。…と言いたいところなのですが、様々な発電施設が数多く存在するにも関わらず、こちらの地域には地熱発電所は存在しません。

ただ、この地域には多数の温泉地がありますので、地下ある地熱の量もかなりの量となることが推測されます。地熱発電に向いているとも言えますので、これから新たな施設が建てられる可能性は高いと思います。

関西・近畿

関西・近畿地方にある地熱発電所の一覧です。…と言いたいところなのですが、まだこの地域には地熱発電所は建てられていません。地熱に限らず、発電所全般の数も少ないのが特徴と言えるかもしれません。他の地方と比べると面積こそ小さめではありますが、温泉地は色々とあるので、地熱資源は豊富にあるのではないでしょうか。

中国・四国

中国・四国地方にある地熱発電所の一覧です。…と言いたいところなのですが、現在のところ中国・四国地方には地熱発電所はありません。

九州地方には多いのに、中国・四国地方にはないということで、意外に思われる方もいらっしゃるかと思います。ただ、各県の様々な場所から温泉が湧いていますので、おそらく地熱発電所を運営するだけの地熱はあるかと思います。

九州

九州地方にある地熱発電所の一覧です。他の地方と比べても、九州には数多くの地熱発電所があり、大分県・熊本県・鹿児島県の3県にて現在稼働中の施設があります。

温泉と地熱には深い関係がありますが、やはり全国的に有名な温泉地が多い九州地方は地熱発電に向いていると言えます。既に数は多い方ではありますが、新規に施設を建設する可能性もかなり高いのではないかと思います。

都道府県別(50音順)

以下は地熱発電所がある都道府県の一覧です。クリックできるようになっているところが地熱発電所のあるところですので、下のリストをご覧頂くだけでも、いかに地熱発電所が少ないかがお分かり頂けるのではないでしょうか。

あ行~さ行
愛知県 青森県 秋田県 石川県
茨城県 岩手県 愛媛県 大分県
大阪府 岡山県 沖縄県 香川県
鹿児島県 神奈川県 京都府 岐阜県
熊本県 群馬県 高知県 埼玉県
佐賀県 滋賀県 静岡県 島根県
た行~わ行
千葉県 東京都 徳島県 栃木県
富山県 鳥取県 長崎県 長野県
奈良県 新潟県 兵庫県 広島県
福井県 福岡県 福島県 北海道
三重県 宮城県 宮崎県 山形県
山口県 山梨県 和歌山県  

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