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原子力発電

こちらでは、核エネルギーを利用して膨大な電気を作り出すことができる「原子力発電」に関する情報をお届けしております。日本全国にある原子力発電所の一覧や、電気を生み出す仕組み、メリットデメリットなどをご覧頂くことができます。

概要

原子力発電に関する様々な基礎知識をご紹介しております。まず最初にご紹介するのが「電気を生み出す仕組み」です。そして、その発電方法にどのようなメリットやデメリットがあるのかもご紹介しております。また、実際に頂いた賛成意見と反対意見も、それぞれ複数の意見をご覧頂けます。

原子力発電とは

2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。地震の影響で大きな津波が発生し、福島の原子力発電所は津波の被害を受けたことは記憶に新しいかと思います。以来、他の原子力発電所を稼働し続けるか、それとも全ての発電所を廃炉とするか、といった議論がなされ、今も非常に高い注目を集めています。

その名の通り、原子力を利用した発電のことなのですが、原子力とは原子が核分裂する際に発する大量のエネルギーのことを指します。このエネルギーの大半が熱エネルギーで、その熱エネルギーを利用して発電を行うことを原子力発電と言います。

原子力発電で原料として使用されているのはウランです。ウランを核分裂させて大量の熱を発生させます。その熱からどうやって電気を生み出すのかというと、熱で水を熱して蒸気を作り、そしてその蒸気で発電機に付いているタービンを回すのです。より詳しい発電の仕組みや原子炉の種類などは上記のページをご参照ください。

メリットとデメリット

どんな施設やサービス・商品であってもメリットとデメリットは付きものですが、原子力発電の特徴としてあげられるのが、メリットも大きいがデメリットも大きいという点です。安全に運用されている限りは非常に魅力的ですが、万が一の事故が発生すると非常に大きな問題を巻き起こします。

そこで当サイトでは「メリット・長所・利点」と「デメリット・問題点・課題」を独立したページでまとめてみました。原子力発電に賛成するにしても、反原発を唱えるにしても、良いことと悪いことの両面を知っておくことはとても大切です。上記のページからご覧頂けますので、ぜひご覧になってみてください。

原子力発電所の一覧

日本にある原子力発電所一覧を都道府県別にまとめているページです。日本国内に現存する全ての原子力発電所(廃炉済み含む)をカバーしています。それぞれ発電所の設備概要をまとめているほか、所在地をマップ付きでご紹介しています。なお、ページが用意されていない都道府県には、原子力発電所はありません。

発電力がとても大きな一方で、厳重な安全管理を求められるため、火力発電や水力発電などといった他の発電施設と比べると、数はとても限られています。

北海道・東北地方

北海道・東北にある原子力発電所の一覧です。このエリアは、北海道・青森県・宮城県・福島県に施設が設けられています。いずれの施設も複数の原子炉がありますが、中でも福島は全部で8つと、事故が起きる前までは最も規模の大きな施設でした。現在は全ての施設が点検等のため、停止中となっています。

福島以外に関しては、震災の影響を受けていませんので、いつでも稼働できる状態にあります。また、実際に稼働するのがいつになるかは未定ですが、青森県と福島県には、それぞれ新しい施設が建設中もしくは計画中です。

関東地方

関東地方にある原子力発電所の一覧です。とは言っても、この地域では茨城のみが施設を抱えています。「メリット・利点」のページで解説しておりますが、原子力発電所を設けることで税収がかなり潤うことから、地方に施設を建設することがほとんどであることなどが要因でしょうか。

また、他の地方と比べると土地代が高く、それが電気料金に反映してしまうということもあってか、原子力に限らず他の発電施設も少なめです。原子力発電所に関しては事故時のリスクを考えると、首都機能を持った東京から離れた場所に設置したかったという思惑もあったのかもしれません。

中部地方

中部・北陸地方にある原子力発電所の一覧です。静岡・新潟・石川・福井にそれぞれ施設があります。中でも福井には特に多くの施設が存在しています。一般的なものだけではなく、「もんじゅ」や「ふげん(2003年運転終了)」といった特殊なタイプのものも取り扱っているという点も特徴の一つに挙げられます。

ご覧の通り、北陸地方で営業している施設の数が多くなっていますが、内陸部の各県に設けられていないのは「大量の水を得られる」という条件をクリアできないからかと思います。蒸気を冷やすために海水を使用することが多いのです。

三重県

三重県には原子力発電所はありませんが、かつて芦浜原子力発電所の建設計画が立てられたことがあります。中部電力が1963年に施設建設の計画を掲げて、そして翌年に芦浜が候補地として選ばれました。しかしながら、当初から地元住民らの強い反発があり、1967年には計画が一度棚上げとなりました。

その事態が変わってきたのは1977年です。この年に国によって芦浜が要対策重要電源に指定されます。そして1984年には三重県が原子力発電所に関する予算を計上し、1994年には地元の漁協も調査に同意しました。

それでも地元住民を始めとした県民からの反発は大きく、1996年には80万人を超える反対署名が集まり、ついに2000年2月に計画が中止となりました。

関西・近畿地方

関西・近畿地方にある原子力発電所の一覧です…と言いたいところですが、関西・近畿地方には1つも施設がありません。現在の状況を踏まえると、なかなか新しい施設を計画することも難しいでしょうし、仮に計画がスタートしても実際に稼働するまでには長い時間がかかりますので、しばらくは何もないかと思います。

京都府

京都府には原子力発電所はありませんが、かつて関西電力が京都府熊野郡久美浜町(現:京丹後市)に施設の建設を計画していたことがありました。その計画によると、最初は120万kWほどの規模を持った原子炉を2基稼働させ、最終的には6基までその数を増やすということが記載されていました。

1975年に施設建設のための調査申し入れがなされましたが、地元住民の強い反発があり、以降30年間にわたって反発が続きました。その間に久美浜町を含む6つの町が合併して現在の京丹後市が誕生しましたが、久美浜町以外の他の麻地に住んでいる住民の理解を得ることができないという理由で、計画は頓挫しました。

和歌山県

和歌山県には原子力発電所はありませんが、こちらもかつて関西電力が和歌山県西牟婁郡日置川町(現:白浜町)に建設の計画を立てていました。実際に日置川町の中の敷地も購入していました。日置川町は国から電源開発促進重要地点にも指定され、本当に施設ができるのではないかとささやかれ始めました。

地元は、財政が潤うため賛成であるという賛成派と、事故や放射能漏れの危険性を指摘する反対派とで真っ二つに割れました。その後は選挙で反対派が町長として選ばれたため、計画は中止となりました。また、前述の通り、国から指定されていた電源開発促進重要地点からも外されました。

中国・四国地方

中国・四国地方にある原子力発電所の一覧です。中国地方の島根と、四国地方の愛媛にそれぞれ1つずつ施設があります。共に立地が特徴的で、前者は県庁所在地にあり、後者は内海に面している場所にあります。いずれも日本で唯一となっています。

山口県

山口県には原子力発電所はありませんが、上関原子力発電所の建設計画が進められています。もともとは中国電力が豊北町(現:下関市豊北町)に建設の計画を立てていましたが、地元住民からの強い反発があり、計画は中止されました。

その計画が上関町に移されたというのが経緯です。2005年から2009年にかけて詳細な調査を行い、2010年からは予定地の一部の埋め立て工事も行われています。ただし、こちらも推進派と反対派が町を二分しているような状態で、現在のところ、建設作業は一時的にストップしています。

なお、計画によると、1号機と2号機の2つの原子炉が設けられる予定で、どちらも改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)というタイプで、規模も共に137.3万kWとなる予定です。今後の動向に注目が集まっています。

ただ、現在の世論を考えると新しい施設を建設したり稼働したりするのは困難な状態にあるため、しばらくは新規施設や計画の登場はないのではないかと思います。

九州地方

九州地方にある原子力発電所の一覧です。九州には佐賀と鹿児島にそれぞれ1ヶ所ずつ施設が設けられています。特に最初に営業を開始した佐賀の玄海原子力発電所は、全国的にも有名で、その理由は、プルトニウムで燃料を作るという「プルサーマル発電」を、全国に先駆けて2009年から実施しているからです。

宮崎県

宮崎県には原子力発電所はありませんが、九州電力による串間原子力発電所の建設計画があります。串間市内の荒廃している土地を利用して、施設を建設するという計画が20年以上前に立てられましたが、1997年に白紙撤回とされました。

白紙撤回とされたため、もうこの計画は終了したものとされていましたが、近年の九州電力原発増設計画により、再び注目を集め、候補地の中でも最有力地として挙げられるようになりました。施設を受け入れるかどうかは住民投票によって決着が付くかと思われていましたが、未だ大きな動きはありません。

都道府県別(50音順)

以下は日本で原発がある都道府県の一覧です。全部で13の道県に原発があります。意外と多く感じられる方も、逆に少ないと感じられる方もいらっしゃるかと思います。なお、既に廃炉が決定されているものや稼働中止となっているものもあります。

あ行~さ行
愛知県 青森県 秋田県 石川県
茨城県 岩手県 愛媛県 大分県
大阪府 岡山県 沖縄県 香川県
鹿児島県 神奈川県 京都府 岐阜県
熊本県 群馬県 高知県 埼玉県
佐賀県 滋賀県 静岡県 島根県
た行~わ行
千葉県 東京都 徳島県 栃木県
富山県 鳥取県 長崎県 長野県
奈良県 新潟県 兵庫県 広島県
福井県 福岡県 福島県 北海道
三重県 宮城県 宮崎県 山形県
山口県 山梨県 和歌山県  

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