「ディズニーの混雑はどれくらい?」

こんな疑問にお答えすべく、ディズニーランド&シーの混雑予想カレンダーを作成しました。もちろん最新の2021年版です。

天候は晴れと想定し、過去の混雑状況や特別なイベントなどを踏まえて予測しています。これからもイベントや新アトラクションなどの動向を見ながら、細かい修正をしていきます。

混雑予想カレンダー2021年

ディズニーランド&ディズニーシーの混雑予想カレンダーです。1月~12月まで一気にご覧頂けます。

日付の部分にアルファベットが表記されていて、各アルファベットが混雑度を示しています。混雑度「E」と「S」の日は入場制限に注意が必要です。

  • A:空いている。人気アトラクション30分待ち前後
  • B:やや空いている。人気アトラクション45分待ち前後
  • C:やや混雑。人気アトラクション60分待ち前後
  • D:かなりの混雑。人気アトラクション90分待ち以上
  • E:大混雑。人気アトラクション120分待ち以上

2022年1月

お正月イベントがある1月最初の週はかなり混雑しますが、第2週以降はそんなに混雑することは多くありません。逆に言えば、この時期が狙い所という考え方もできます。寒さは厳しいですが、特に第2週以降はおすすめです。

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詳細:1月の混雑予想

2022年2月

以前は空いている月でしたが、学生割引のキャンパスデーパスポートが1月中旬から販売されるようになってからは、2月も学生を中心に来園者が増加してきています。それでも3月よりは全然空いていますのでおすすめです。

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詳細:2月の混雑予想

2022年3月

多くの学生が春休みに入る3月はかなり混雑します。特に下旬は卒業旅行シーズンでもあるため、夏休みやゴールデンウィーク並に混むこともあります。一方で、この時期は天気が崩れると意外と空きやすいという特徴もあります。

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詳細:3月の混雑予想

2021年4月

4月の頭はまだ春休みの学生でよく賑わいますが、4月上旬からはまた過ごしやすくなります。そして、月末からはゴールデンウィークの影響でまた混み出します。もしずらせるのであれば、4月は月初と月末を避けて遊びに行きましょう。

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詳細:4月の混雑予想

2021年5月

だんだんと暖かくなってきて、日も長くなる5月。言うまでもなく、ゴールデンウィークは大混雑となりますので注意が必要です。一方で、ゴールデンウィークを除けば、さほど厳しい混雑にはなりません。

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詳細:5月の混雑予想

2021年6月

連休がないことと梅雨の影響もあり、比較的空いていることの多い6月。平日で雨の日だったりすると、驚くくらい空いていることも。雨でショーやパレードが中止になっても大丈夫という方には、梅雨のシーズンもおすすめです。

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詳細:6月の混雑予想

2021年7月

7月上旬は梅雨の影響でたまに空いている日もありますが、中旬以降は学生の夏休みのシーズンとなりますので、平日も休日と変わらないくらい混みます。人気アトラクションは2時間以上の待ち時間になることがほとんどです。

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詳細:7月の混雑予想

2021年8月

8月は学生の夏休みであるため、平日も土日も関係なく、毎日大混雑です。よほど天気が崩れない限り、パーク内はとても混み合います。ちょっと雨が降る程度では混雑度に影響を与えません。

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詳細:8月の混雑予想

2021年9月

9月の頭まで夏休みという学生も少なくないため、9月の最初の数日は混み合いやすい傾向にあります。また、下旬にはシルバーウィークの連休があるため、この間も混雑しやすいです。9月も極力ウィークデーを選びましょう。

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詳細:9月の混雑予想

2021年10月

気候的にも暑すぎず寒すぎず、非常に過ごしやすい10月ですが、この時期には大人気のハロウィーンイベントが開催されているため、夏休みの時期と同じくらい混雑することが多いです。特に土日はかなりの厳しい混雑が予想されています。

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詳細:10月の混雑予想

2021年11月

11月の上旬は文化の日と、文化祭・学園祭シーズンで休校になる学校が多いため、予想以上に混雑しやすいです。また、クリスマスイベントが始まってからも混みます。11月以降は夜の冷え込みが厳しいですので、防寒対策も忘れずに!

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詳細:11月の混雑予想

2021年12月

12月は上旬が最も空いていて、下旬に向けて混雑していきます。クリスマスの週と年末は毎年混雑するのですが、中でも年末は31日にカウントダウンイベントがあることもあって、1年を通してトップクラスの混雑となります。

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詳細:12月の混雑予想

混む時期と空いている時期

1年中混雑している印象があるディズニーですが、実は時期によって大きく差が出ます。

  • 混む時期:3月・8月・12月・ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休
  • 空いている時期:「1月中旬~2月中旬」「4月中旬」「5月下旬~7月上旬」

混む時期は、春休み・夏休み・冬休みといった学生の休暇シーズンです。また、3連休以上になる休暇の間も混む時期と言えます。

そして、空いている時期に関してですが、「1月中旬~2月中旬」は寒くて季節的に外に出たくないという心理と、連休が少ないというのがポイントです。

「4月中旬」はすぐにゴールデンウィークがやってくるのでその前に出かける人は少ないという点、「5月下旬~7月上旬」はゴールデンウィーク後&夏休み前で出かける人が少なく、更に梅雨の季節で雨の日が多いという点がポイントと言えます。

これらの空いている時期で、天気予報が雨であったりすると、パーク内はかなり空いている状態になり、様々なアトラクションを楽しめます。普段は1時間以上待つのが当たり前のアトラクションでも、15分ほどで乗れたりするほどです。

混む曜日と空いている曜日

当然ながら土日よりも平日の方が空いていますが、実は同じ平日でも曜日によって混雑しやすい曜日とそれほどでもない曜日があります。

  1. 土曜日
  2. 日曜日
  3. 月・金
  4. 火・水・木

この順番で混みやすいと言われています。同じ週末でも、土曜日は翌日が休みなので更に混みやすいです。平日でも、金曜日は翌日が休みなので混みやすいと言えます。

また、月・金は有給休暇などで三連休にするケースが他の曜日よりも多いため、混みやすくなっています。

こちらのページでご紹介している混雑予想カレンダーでは、どの日も天気は同じ(晴れ)を想定していますが、より満喫するためにも平日(できれば火・水・木)をお選びになることをおすすめします。

混雑を避ける方法

混んでいないときの方がアトラクションも色々乗れますし、ショーやパレードも見やすいため、できるだけ混雑していないときに行きたいと思う方が多いかと思います。そこで、混雑を避ける方法を簡単にまとめてみました。

大混雑が予想される時期を外す

先の「混む時期と空いている時期」の項目でご紹介しましたが、世間が長期休暇となる「春休み・夏休み・冬休み・ゴールデンウィーク・シルバーウィーク・年末年始」は曜日に関係なく大混雑となります。

これらの時期に遊びに行くと、ディズニーランドのスプラッシュマウンテンや、ディズニーシーのトイストーリーマニアなどといった大人気アトラクションは150分待ち以上になることがほとんどです。

ディズニーは待ち時間も楽しめるとは言え、「待ってばかりだった…」なんてことにもなってしまいますので、できれば大混雑の時期は外すようにしましょう。

県民の日・都民の日を外す

日本全体で見ると祝日でもなんでもない平日なのですが、神奈川県を除く関東の各都県には県民の日(都民の日)というものがあります。具体的には以下の日です。

  • 東京都:10月1日
  • 千葉県:6月15日
  • 埼玉県:11月14日
  • 茨城県:11月13日
  • 栃木県:6月15日
  • 群馬県:10月28日

これらの日には該当する都県にある公立の学校などが休みになり、休みとなった学生などが数多くディズニーに訪れるため、「平日なのにかなり混んでる!」なんて状態になりがちです。

特に6月15日は千葉県&栃木県ともに県民の日となっていて、更にディズニーリゾートが千葉県に位置していることから、混雑が予想されます。

外国人観光客が来日する時期を外す

観光大国を目指している日本には、毎年3000万人以上もの外国人観光客が訪れています。そして、ディズニーランドもシーも、一昔前と比べると外国人来園者の数が明らかに増えてきていて、外国人来園者の数も混雑度に影響を与えるほどです。

どの月も200万人以上が日本に訪れているのですが、その中でも特に多くの外国人観光客が訪れる時期があります。それが次の2つです。

  • 春節(旧正月)と国慶節
  • 国内で大きな世界的イベントが行われる時期

春節は中国や中華圏における旧暦の正月(旧正月)です。旧暦なので毎年日程が変わりますが、1月下旬~2月上旬のどこか1日が春節に該当し、春節の前後7日間ほどが祝日となります。

春節が祝日になるのは中国・韓国・ベトナム・シンガポール・マレーシアなどのアジアの国が多く、地理的に近い日本にも多くの観光客が訪れます。

国慶節は中国の大型連休で、10月1日を挟む7日間ほどが祝日となります。この時期も春節と同様、数多くの中国人観光客が日本に訪れます。

最後に、国内で世界的なイベントが開催される時期も、数多くの外国人観光客が訪れます。具体的には「オリンピック・万博・ワールドカップ」などです。数年・数十年に1度あるかどうかですが、これらの時期も混雑が予想されます。

天気が崩れそうな日に行く

当然のことながら、晴天の日と比べると雨天の日は混雑度がかなり下がります(上記の大混雑の時期を除く)。普段の週末でも快適に過ごせることが多いほか、平日だとガラガラに感じるなんてこともあります。

ただし、パレードとショーを楽しみにしている場合は注意が必要です。ディズニーの目玉でもあるパレードとショーですが、天気が崩れると中止となることも少なくありません。

「私は断然アトラクション派!」という方なら全く問題ありませんが、どうしても見たいパレードやショーがある場合は、素直に晴れや曇りの日を選んでおいた方が良いでしょう。

混雑日の攻略法・対策

ここまでは、混雑予想カレンダーを中心に「できれば混雑日を避けてください」といった内容でしたが、お休みの都合なのでなかなか難しいこともあるかと思います。

そこで、混雑時や混雑が予想される日にディズニーに遊びに行く際の攻略法・対策をまとめてみました。

東京ディズニーリゾート・アプリをスマホにインストールしておく

これがあるとないとでは大違いです!混雑日に行くのであれば、東京ディズニーリゾート・アプリは必ずインストールしておきましょう。このアプリがあれば、スマホ1つでこんなことができてしまいます!

  • パークのどこにいてもファストパスを取得できる
  • パークチケットを購入できる(ディズニーeチケット)
  • レストランを事前予約できる(プライオリティ・シーティング)
  • 入園前からパーク内のお土産を見て、入園後にアプリから購入できる
  • ショーやパレードの抽選ができる
  • アトラクションの待ち時間や現在地が分かる

いかがでしょうか?どの機能もとても便利なものばかりとなっていて、パーク来園時に大活躍してくれること間違いなしです!

アプリはiPhoneもAndroidもこちら(公式)からインストール可能です。インストールがまだの方は、今すぐにインストールしましょう。

確実に入園するために事前にチケットを買っておく

大混雑の日は入園規制がかかることもあり得ます。規制がかかってしまうと、入りたくても入れないということになってしまいますので、注意が必要です。

最も確実な入園方法は、ディズニーeチケットやディズニーストアなどで、事前に日付入りの入園保証の付いたチケットを買っておくことです。このチケットを持っていれば、規制がかかった後でも問題なく入って遊ぶことができます。

もうひとつほぼ確実と言える方法は、開園前に到着しておくということです。開園前にチケットブースでチケットを購入するのであれば、ほぼ間違いなく入園規制が入る前に入場できます。

乗りたいアトラクション・見たいショーはリストアップしておく

事前に「絶対に乗りたいアトラクション」「絶対に見たいショー」など、必ずやっておきたいことをリストアップして優先順位を付けておきましょう。

そして、アトラクションはパーク内のどこにあるのかを把握しておきます。混雑日だと、朝から夜までパーク内にいたとしても、人気アトラクションを全部回るのは難しいのですが、位置を把握しておくことで効率的に動けます。

また、ショーやパレードも見るのか見ないのか、はっきり決めておいた方が無難です。

ちゃんと見たいのであれば、ショーやパレードなどが始まる前から場所をキープしておかなくてはなりませんし、見なくて良いのであれば、その時間を有効活用して他のアトラクションを楽しめます。

レストランは予約しておく(プライオリティ・シーティング)

ディズニーランドもシーも、混雑日にはアトラクションのみならず、レストランも待ち時間が発生します。オーダーするまでに長い列を作ったり、待合室で長いこと待たされたりすることも多いです。

混雑時には、より多くのアトラクションを楽しむために、アトラクションに充てる時間を増やすことが重要なのですが、人気のレストランであればあるほど、待ち時間が長くなってしまうのです。

そこでおすすめなのが、「プライオリティ・シーティング」です。これはネットやアプリから事前予約することで、当日その時間に行くと優先的に席に案内してくれるという制度です。

一般的なレストランの予約と違って、待ち時間が全く発生しないという保証はありませんが、待ち時間をかなり短縮できます。

なお、全てのレストランがプライオリティ・シーティングに対応している訳ではありません。対応しているのは以下の9つ(ディズニーランド4つ、ディズニーシー5つ)のレストランです。

ディズニーランド ディズニーシー
イーストサイド・カフェ S.S.コロンビア・ダイニングルーム
クリスタルパレス・レストラン ホライズンベイ・レストラン
ブルーバイユー・レストラン マゼランズ
れすとらん北齋 リストランテ・ディ・カナレット
  レストラン櫻

プライオリティ・シーティングのネット申し込みはこちら(公式)からどうぞ!

開園前に到着しておく

ディズニーランドもシーも、混雑日には開園前でもゲートに長い列ができていますので、できれば開園30分前には到着しておきましょう。また、自動車で行く場合は、駐車場に入るための行列もできますので要注意です。

開園と同時に入園できれば、人気アトラクションでもすぐに乗れますし、ファストパスも発券終了になる前に好きなアトラクションのものを取れます。

また、チケットブースも開園前から長い列ができていることが多いので、チケットも当日現地で買うのではなく、ディズニー公式アプリやディズニーストアなどで事前に購入しておきましょう。

なお、ディズニーランドもシーもパーク内で走ることは禁止されています。よく開園後にお目当てのアトラクションまで急いで走って行くことを「開園ダッシュ」と言いますが、もちろん禁止行為とされています。

朝一で大人気アトラクションに乗る!

ディズニーランドだとスプラッシュマウンテンやモンスターズインク、ディズニーシーだとソアリンやトイストーリーなどが該当しますが、これらのアトラクションは混雑日に行くと200分待ちを越えることがほとんどです。

ファストパスも昼頃には発券終了になってしまうため、ファストパスを取れないと3時間以上待ち続けなければならない…なんてことになってしまいます。

そこでおすすめなのが、「開園と同時に入園して、すぐにお目当てのアトラクションに乗ること」です。開園直後であれば、長い列もまだまだできていませんので、少ない待ち時間ですぐに乗れます。

また、お目当てのアトラクションに乗る前に、ディズニーアプリを使って、他の大人気アトラクションのファストパスも取っておくことをお忘れなく!

ディズニーホテル限定の「ハッピー15エントリー」を活用する

上2つの項目で「パークがまだ空いている開園直後の時間が重要である」といった内容をご紹介しましたが、ディズニーホテル宿泊者のみが使える裏技があります。

それはハッピー15エントリーというサービスです。

こちらは「開園時間の15分前から入園できる」というとてもお得なサービスとなっていて、ディズニーホテル宿泊者限定なので混むこともありません。

ランドもシーも対象となるアトラクションが限定されていますが、いずれも人気アトラクションですので、ディズニーホテルに泊まっているなら使わない手はありません。

また、これらのアトラクションのファストパスも取得可能です。

ディズニーランド ディズニーシー
美女と野獣”魔法のものがたり” ソアリン:ファンタスティック・フライト
  トイ・ストーリー・マニア!

なお、普通のエントランスと違うところから入るほか、利用可能なサービス施設も異なりますので、事前にこちら(公式)からチェックしておきましょう。

人気アトラクションはファストパスで乗る

ディズニーランドにもシーにも導入されている優先搭乗システムのことをファストパスと言います。

ファストパスに書かれた指定時間に乗り場に行くと、長い行列をかなり飛ばして前の方に行くことができるという優れものです。

人気の高い(待ち時間の長い)アトラクションのほとんどに導入されていて、長い待ち時間を有効に使うことのできるファストパスは、混雑日には特に大活躍すること間違いなしです。

ファストパスの取り方には2通りの方法(アプリで取得・ファストパス発券機で取得)がありますが、おすすめはやはりアプリです。

移動する必要が無いため、時間のロスを防げるほか、長時間遊ぶ場合には体力温存にもなります。

また、ファストパスの対象アトラクションは以下の通りです。空いている日はファストパスの発券が行われないアトラクションもあります。

ディズニーランド ディズニーシー
モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!” ソアリン:ファンタスティック・フライト
バズ・ライトイヤーのアストロブラスター ニモ&フレンズ・シーライダー
スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー トイ・ストーリー・マニア!
スプラッシュ・マウンテン 海底2万マイル
スペース・マウンテン インディ・ジョーンズ・アドベンチャー
ビッグサンダー・マウンテン レイジングスピリッツ
ホーンテッドマンション センター・オブ・ジ・アース
プーさんのハニーハント タワー・オブ・テラー
美女と野獣”魔法のものがたり” マーメイドラグーンシアター
  マジックランプシアター

ファストパスの取り方ならびに対象アトラクションはこちら(公式)からもご確認頂けます。

人気アトラクションの待ち時間が少なくなる2つのタイミングを狙う

先述の通り、人気アトラクションにはファストパスで乗るのが鉄則なのですが、ファストパスはアトラクションごとに定められた一定枚数を超えると発券終了となってしまいます。

特に混雑日だと、昼頃からは発券終了となるアトラクションが続々と出てきてしまいます。

ファストパスを取れないとスタンバイする(普通に並んで乗る)しかないのですが、スタンバイにも狙い目の時間帯があります。それは…

  • ショーやパレードの時間帯
  • 閉園間際

この2つ時間帯です。

ショーやパレードは、ディズニーの名物とも言えるほどの大人気コンテンツです。

そのため、この時間帯はショーやパレードを見る方に多くの人が流れますので、アトラクションの待ち時間が一時的に短くなります。

「アトラクション派だからショーやパレードは見なくても大丈夫」という方は、このタイミングを逃さないようにしましょう。

もう1つの狙い目が閉園間際の時間帯です。ランドもシーも夜遅くなればなるほど、退園する人が増えるため、パーク内の混雑が徐々に緩和されていきます。

アトラクションの待ち時間も同様で、大人気アトラクションでも待ち時間は短くなる傾向にあり、閉園間際なら長時間待たなくても乗れるケースが多いです。

ただ、列が長すぎて、閉園前の時間帯でも「これ以上並べません」と言われてしまうこともありますので、その点だけは注意が必要です。

シングルライダーを活用する

シングルライダーとは、グループ(複数人)ではなく1人で乗る人が優先的にアトラクションに乗れる制度です。

これを使えば、混んでいるときでも、普通に待つより早くアトラクションに乗れます。カップルは難しいかも知れませんが、友人同士などで1人ずつでも構わないという方であれば、待ち時間をかなり短縮できます。

ファストパスとシングルライダーの両方をうまく使うことで、混雑日でもより多くのアトラクションに乗ることができるようになります。

利用方法も簡単で、対象アトラクションの入口にいるキャストの方に声をかけるだけでOKです。

ただ、対象アトラクションは以下の通りで、かなり限られているほか、運営状況によっては実施していないこともありますので注意が必要です。

ディズニーランド ディズニーシー
スプラッシュ・マウンテン インディ・ジョーンズ・アドベンチャー
  レイジングスピリッツ

お土産は帰る直前か退園後に

パーク内が混雑している時は、園内にある各ショップも同様に混雑します。アトラクションやレストランほどではありませんが、レジの前に長い列ができることもしばしばあります。

そこで、おすすめしたいのが「お土産は帰る直前に買う」もしくは「退園後にボン・ヴォヤージュで買う」という方法です。

アトラクションもショーも満喫して、「あとはお土産だけ」という状況であれば、いくらでも時間を使って、お土産を選ぶこともできるのでおすすめです。

また、園内のショップは閉園時間に営業を終了しますが、ボン・ヴォヤージュは23時までオープンしています。

ボン・ヴォヤージュでお土産を買うことを事前に決めておけば、閉園時間ぎりぎりまでアトラクションを楽しめます。