カーシェアリング

更新日:2018年9月7日

以前は自動車を運転するというと、自動車保険を始めとした各種維持費が必要な「マイカー」と、レジャーを目的とした使用がメインの「レンタカー」という2つの選択肢しかありませんでしたが、新たに誕生したのが「カーシェアリング」です。

カーシェアリングとは「複数台の自動車を複数の会員で共有するシステム」のことで、好きな時間に好きな場所で利用できるという特徴があります。カーシェアリング用の自動車はステーションと呼ばれる駐車場に置かれていて、車種も複数種用意されていることもあります。安価で始められるため、人気が上昇中です。

また、旅先などにカーシェアリングのステーションがある場合、そちらでも利用可能となっています。

目次

  1. ランキング
  2. 仕組み
  3. メリット・デメリット
  4. 料金・費用
  5. 入会方法と利用方法
  6. カーシェアリングとレンタカーの違いを比較
  7. マンションのカーシェアリング
  8. カーシェアリングの法人利用

ランキング

社名 ステーション数
タイムズカープラス 9500
オリックスカーシェア 1500
カレコ・カーシェアリングクラブ 1400
カリテコ 300
アースカー 190
エコロカ 25

カーシェアリングの仕組み

まずはカーシェアリングがどのような仕組みのサービスなのかをご解説します。日本で本格的に普及がスタートしたのは2009年で、ここ数年間で一気に事業者数も会員数も増加していますが、まだまだ広く一般に認知されているとは言い難いと思います。そこでこちらのページでは基本中の基本についてご紹介させて頂きます。

カーシェアリングとは、今から20年以上も前にスイスで誕生した仕組みで、一言で言ってしまうと「自動車を複数の会員でシェアする」というサービスです。日本ではまだ歴史が浅いのですが、ここ数年で急激に広く認知され始めています。

レンタカーと比較してしまうと、まだ市場規模はかなり差があるのですが、これから更に注目されていくのは間違いないでしょう。ここ数年間で雑誌やテレビやインターネットなど、様々なメディアで紹介されることが多くなってきています。

概要

カー(car:自動車)をシェア(share:共有)することが名前の由来です。サービス内容はその由来のまんまで、1台もしくは複数台の車を複数人で共有することができます。冒頭の通り、日本では2009年頃から急成長しているサービスです。

日本において雑誌やテレビなどメディアで「カーシェアリング」という言葉を見聞きするようになったのはここ数年でのことですが、実は海外ではもっと一般的に知られていて、カーシェアリング発祥の地であるスイスでは25年以上の歴史を持ちます。

魅力的なポイント

カーシェアリングの最大の魅力はコストと利便性にあります。自家用車を購入すると購入時のコストはもちろんのこと、毎年の車検や税金・ガソリン代金・自動車保険料・駐車場代金など、維持費が高額になりますが、カーシェアリングであればそのコストを削減することができるのです。

それならレンタカーでも同じなのでは?と思われるかもしれません。実はカーシェアリングの優れているところはコストだけではなく、レンタカーよりも更に高い利便性にあります。カーシェアリングは好きなときに煩わしい手続きなどをしなくても利用することができるほか、数十分程度の短時間でも利用が可能なのです。

カーシェアリングのサービスを提供している各社、そしてレンタカーのサービスを提供している各社、それぞれ条件が異なりますので一概に言うことはできませんが、だいたい6時間未満の利用であればカーシェアリングの方が安上がりで済みます。

カーシェアリングのメリット・デメリット

サービス自体は2000年代前半から存在していましたが、2009年から本格的に市場規模が拡大しているカーシェアリング。これだけ爆発的に利用者が増加したということはそれだけ魅力的なメリットがあるからでしょう。もちろんどんなサービスにもデメリットは付きものですので、メリットとデメリットの両方をご紹介します。

メリット

カーシェアリングのメリットとして挙げられるのは「経済性」「利便性」「環境性」の3つのポイントです。それぞれのポイントについてご紹介させて頂きます。

経済性

カーシェアリングを利用する最大のメリットは経済性です。日常生活では自家用車がないと不便であるケースも少なくありませんが、仮に自家用車を持つとすると、自動車そのものの代金・駐車場代金・ガソリン代金・自動車保険・税金・車検など、多くのコストが発生します。

これがカーシェアリングになると多くのコストを削減することができます。まず自動車そのものを購入する必要がなくなるので数十万円~数百万円の削減になります。そして駐車場代金・ガソリン代金・自動車保険・税金・車検といった維持費も全く必要なくなるので、こちらも大幅な削減となります。

案外知られてないケースが多いのですが、カーシェアリングを利用する際にはガソリンを補給して返す必要はありません。利用中にガソリンが減ってしまったら車内に備え付けられているガソリンカードを使って給油することができるため、私たち利用者はガソリンのお金を払わなくて済むのです。

また、もう1つマイカー持ちでは経験することができないことがあります。それは気分次第で乗る車を選べると言うことです。カーシェアリングでは複数の車種が用意されていることが多く、その日の気分で車を変えることだってできてしまいます。

利便性

自動車を借りるという行為そのものはレンタカーと変わりませんが、レンタカーよりもはるかに利便性に優れています。

まず最初のポイントは「いつでも利用できる」という点です。パソコンや携帯電話で予約をすればすぐに利用することができます。煩わしい書類の記入などは一切必要ありません。返却時も自動車の鍵を閉めればそれで終わりです。

次のポイントは「短時間だけでもOK」という点です。レンタカーでは数時間~日単位での利用となりますが、カーシェアリングなら15分単位で借りることができます。ちょっとスーパーや家電量販店に行って買い物をしたいときにもピッタリです。

環境性

最後にご紹介するメリットは環境性です。地球温暖化の原因となる二酸化炭素の多くは自動車から排出されていますが、個人個人が車を持つことをやめて、必要な時だけ利用するというスタイルにすれば二酸化炭素の排出量を削減できます。

その他のメリット

  • 数十分ほどの短時間でも借りることができる
  • カーナビやETC車載器が標準搭載されている
  • 自動車保険や燃料費・洗車代・駐車場代などが不要
  • エコカーやハイブリッドカーなど環境に優しい車が多い
  • パソコンや携帯電話で24時間いつでも簡単に予約できる

デメリット

ここまではメリットをご紹介させて頂きましたが、カーシェアリングにもいくつかのデメリットがあります。デメリットも事前に知っておくと、いざ利用した際に困ることが少なくなるかと思いますので、併せてご参照下さい。

車種が選べない

メリットの項目で、数ある車種の中から好きな車を選ぶことができると書きましたが、裏を返せば用意されている車種しか選ぶことができないと言い換えることもできます。レンタカーでは大型車やスポーツカーなども用意されていますが、カーシェアリングでは一般的なごく普通の車しか用意されていないことがほとんどです。

利用したいときにできない可能性がある

あくまで「シェア」なので、自分が運転したい時間に他の会員が利用中ということも十分にあり得ます。現在のところ利用することができないことが多いという不満は聞かれていませんが、仮に会員数が爆発的に増え続けていくとしたら、このような不満も出てくるかもしれません。

長時間の利用ならレンタカーの方が割安

こちらもメリットの項目で触れていますが、カーシェアリングは短時間でも利用することができる点が魅力です。しかし、6時間以上の長時間に渡って利用したいという場合はレンタカーの方が割安であることが多いです。

その他のデメリット

  • 提供されている車種が限られている
  • ペットの同乗や車内での喫煙は不可である場合がほとんど
  • 自分の車ではないので、好きに私物を置いたりすることはできない
  • 1回あたりの利用時間が6時間以上なのであればレンタカーの方が経済的であることが多い
  • 1年間に8,000~9,000km以上運転するのであればマイカーの方が経済的であることが多い

カーシェアリングの料金・費用

いつでも好きなときに短時間でも長時間でも利用することができるカーシェアリングはとても魅力的ですが、「実際にどの程度の料金や費用がかかるか分からないから、利用申し込みをするかどうか足踏みしている…」という方も少なくないと思います。そこでこちらのページでは実際にいくらほどのお金がかかるかをご紹介します。

初期費用と月額費用

カーシェアリングを利用するにあたって必要となるのは「初期費用」と「月額基本料金」と「月額使用料金」です。初期費用は最初の入会時のみですので、入会後は2つの月額費用が必要となります。前者は固定されている費用で、後者は利用時間や利用距離に応じて変動します。

いずれも大きな金額ではありませんので、負担感もあまりありません。以下に当サイトでご紹介している5つのサービスの料金・費用をご紹介致します。各社ともそれほど大きな違いはありません。

カレコ

三井物産グループのカレコの初期費用は「4,980円」です。学生限定の学生プランでは4,980円が無料になります。プランが複数あり、月額基本料は0円・980円・2,980円・8,000円・15,000円のものが用意されています。

エコロカ

日本駐車場開発株式会社のエコロカの初期費用は「5,250円」です。法人利用の場合は「10,500円」となります。また、ICカード発行手数料があり、こちらは個人法人共通で「1,995円」です。プランが複数用意されていて、月額基本料が980円・1,980円・2,980円・3,980円のものがあります。

タイムズカープラス

コインパーキングでお馴染みのタイムズ24株式会社が運営しているタイムズカープラスの初期費用はカード発行料の「1,500円」のみです。月額基本料は学生と法人は「無料」で、個人は「1,000円」となっています。なお学生は学生証の提示が必要で、法人加入には別途簡単な審査が設けられています。

オリックスカーシェア

プロ野球チームでもお馴染みのオリックスグループのオリックスカーシェアの初期費用は「5,250円」です。これに加えてICカード発行手数料「1,000円」が加算されます。月額基本料は1,000円のものと2,000円のものが用意されているほか、学生プランなら最大5年間無料となります。

カリテコ

名古屋に本社を構える名鉄協商株式会社のカリテコの初期費用は「4,980円」です。またICカード発行料として「1,500円」が必要となります。月額基本料1,000円のプランと、月額基本料0円で年会費費4,800円のプランがあります。また、月額基本料無料の学生プランも用意されています。

入会方法と利用方法

「ちょっと気になるから試しに利用してみたいけど、入会申し込みや利用手続きが面倒そうで…」なんてお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしながら、サービスの入会手続きはインターネットで簡単にできますし、実際にカーシェアリングを利用するときも煩わしいことは何もありません。

入会方法

まずは入会方法をご紹介します。各社とも複数の入会方法を設けていますが、いずれにしても共通しているのが必要書類です。以下の4点は必ず必要となります。

  1. 運転免許証
  2. 印鑑
  3. クレジットカード(もしくは銀行口座)
  4. 親権者同意書(未成年もしくは学生の場合のみ)

ここから先は当サイトでご紹介している各社について、それぞれ簡単に入会方法をご紹介致します。各社ともインターネットからの申し込みが最も簡単でスムーズです。

カレコ

カレコでは「オンライン入会・説明会入会・郵送入会」という3つの入会方法が用意されています。オンラインと郵送は利用開始まで3~7営業日ほどかかります。説明会の場合は来店が必要となりますが最短で即日利用することも可能です。

エコロカ

エコロカは公式サイトの申し込みフォームから会員登録を行います。フォームに必要事項を入力して送信するとエコロカから連絡が入ります。そして最寄りのエコロカ予約ステーションまで足を運んで、そちらで正式に入会手続きを行います。

タイムズカープラス

タイムズカープラスでは「インターネット入会・クイック入会」の2通りの方法が準備されています。前者は全てをウェブ上で完結させることができる方法で、最短5営業日で利用開始することができます。後者はウェブで必要事項を入力して申し込んだ後に店舗まで足を運んで会員カードを受け取る方法です。最短即日で利用可能です。

オリックスカーシェア

オリックスカーシェアでは公式サイトから入会申し込みをすることができます。申し込み後に審査が行われ、1週間以内にオリックスカーシェアから連絡が届きます。

カリテコ

カリテコでは「インターネットで・青空体験会で・カリテコ説明会で」という3通りの方法が用意されています。インターネットの場合は申し込みをしてから3~5営業日で、後者2つの場合は最短で即日から利用開始することができます。

利用方法

利用方法は各社ともほとんど同一となっておりますので、まとめてご紹介したいと思います。いずれもインターネットで簡単に予約することができ、大変便利です。

自動車を予約する

まず最初にすることは自動車の予約です。パソコンや携帯電話からインターネットを使って予約することができます。電話予約を受け付けているところもあります。

カードリーダーにICカードをかざす

入会後送られてくるICカードを自動車の車体にあるカードリーダーにかざして、ドアの鍵を解除します。サービスや車種によって異なりますが、運転席窓・後部座席窓・リアウィンドウなどにカードリーダーが設置されていることがほとんどです。

グローブボックスからキーを取り出す

ICカードを使って鍵を解除したら利用を始めることができます。グローブボックスに入っているキーを取り出して、エンジンを始動します。あとは好きなところにドライブできます。なお、利用中に車を停めて車から離れる場合はICカードではなくキーを使って車をロックします。再び乗車する場合も同様です。

利用終了時間までに元の場所に戻る

最後に返却方法です。元のステーションに車を戻して駐車したら、エンジンを切ってキーをグローブボックスに戻します。車から降りてICカードを使って車をロックします。これで利用終了です。料金は毎月まとめて請求されます。

カーシェアリングとレンタカーの違いを比較

「いつも車が必要な時はレンタカーを利用しているからカーシェアリングは必要ないかな」と思われている方も多いかもしれません。カーシェアリングもレンタカーも「車を借りる」という点では同様のサービスと言うことができますが、それぞれの特徴を比較してみるとサービスの本質は異なっていることが分かります。

利用シーン別に料金を比較

まずは、当サイトでご紹介している大手カーシェアリング会社とレンタカーの料金を比較してみたいと思います。利用シーン別に最適と思われる料金プランを適用しています。なお、1時間あたり平均12km走行するとして計算しているほか、ガソリン代は150円/リットルで計算しています。

また、レンタカーも様々な会社が業界に参入しておりますが、中でも非常に知名度が高い大手として知られているオリックスレンタカーの金額を主に参考にして算出しています。ぜひカーシェアリングとレンタカーの料金を比較してみて下さい。

買い物

近場のスーパーなどに買い物に行くことをメインとして利用した場合の料金目安です。週3日・1回あたりの利用時間は2時間を想定しています。カーシェアリングの方がレンタカーよりも半額前後の料金となりました。

会社名 利用料金 距離別料金 月額料金 ガソリン代 合計/月
カレコ 7,290 1,080 400 36,400
エコロカ 3,840 1,080 2,980 22,660
オリックス
カーシェア
4,800 1,080 2,000 25,520
タイムズカープラス 4,800 1,080 1,000 24,520
レンタカー 4,095 900 52,740

子どもの送り迎え

学校や塾へ子どもを送り迎えするための利用を想定した料金目安です。週5日・1回あたりの利用時間は1時間を想定しています。何日も細かく繰り返し使う場合は、カーシェアリングの方がレンタカーよりもはるかにお得です。

会社名 利用料金 距離別料金 月額料金 ガソリン代 合計/月
カレコ 6,600 900 400 30,400
エコロカ 3,200 900 2,980 19,380
オリックス
カーシェア
4,000 900 2,000 21,600
タイムズカープラス 4,000 900 1,000 20,600
レンタカー 4,095 750 84,900

営業

社会人が外回りの営業の際に利用することを想定した料金目安です。週3日・1回あたりの利用時間は6時間を想定しています。営業は社用車というケースが多いかと思いますが、カーシェアリングも1台あたり月5万円前後で利用できることが多く、法人プランも登場していますので、お得に利用できます。

会社名 利用料金 距離別料金 月額料金 ガソリン代 合計/月
カレコ 9,000 3,240 980 49,940
エコロカ 10,740 3,240 3,980 59,900
オリックス
カーシェア
10,500 3,240 0 54,960
タイムズカープラス 11,700 3,240 0 59,760
レンタカー 5,250 2,700 73,800

デート(社会人)

社会人がパートナーとデートの際に利用することを想定して出した料金目安です。週1日・1回あたりの利用時間は8時間を想定しています。週に1回程度の利用であればレンタカーの方が安く付くことが多いです。

会社名 利用料金 距離別料金 月額料金 ガソリン代 合計/月
カレコ 6,000 1,440 400 30,160
エコロカ 6,580 1,440 2,980 35,060
オリックス
カーシェア
4,500 1,440 2,000 25,760
タイムズカープラス 6,500 1,440 1,000 32,760
レンタカー 5,250 1,200 25,800

デート(学生)

学生がパートナーとデートに行くための利用を主に想定した料金目安です。週2日・1回あたりの利用時間は4時間を想定しています。このケースでも1万円~2万円ほどカーシェアリングの方がお得になることが分かります。

会社名 利用料金 距離別料金 月額料金 ガソリン代 合計/月
カレコ 8,160 1,440 0 38,400
エコロカ 5,120 1,440 2,980 26,240
オリックス
カーシェア
6,400 1,440 2,000 33,360
タイムズカープラス 6,400 1,440 1,000 31,360
レンタカー 5,250 1,200 46,800

サークル・部活動(学生)

学生がサークルや部活動の移動手段として利用するケースを想定した料金目安です。週4日・1回あたりの利用時間は3時間を想定しています。こちらもレンタカーのほとんど半額前後の費用でカーシェアリングを利用できます。

会社名 利用料金 距離別料金 月額料金 ガソリン代 合計/月
カレコ 12,240 2,160 0 57,600
エコロカ 7,680 2,160 2,980 39,360
オリックス
カーシェア
9,600 2,160 2,000 49,040
タイムズカープラス 9,600 2,160 1,000 47,040
レンタカー 5,250 1,800 91,200

会員制度

冒頭の通りカーシェアリングもレンタカーも車を借りることができるサービスですが、まず最初に挙げられる違いはカーシェアリングは会員制であるということです。入会したメンバーだけが指定の車を借りて運転することができます。

レンタカーの場合は会員制度ではないため、免許証とお金があれば誰でもレンタカー店まで足を運んで車を借りることができます。ですので、簡単に一文でまとめてしまうと、カーシェアリングは会員だけが車を共有しているのに対し、レンタカーは誰でも好きな人が車に乗ることができます。

営業時間

カーシェアリングは24時間いつでも借りることができます。パソコンや携帯電話からインターネットに接続して、会員専用ページから予約をすればOKです。車を返却するときも利用時間内であれば24時間いつでもOKとなっています。

一方でレンタカーは営業所が開いている時間にしか借りたり返却したりすることができません。最近ではサービスを厚くするために24時間営業の営業所も登場していますが、夜間の営業を行っていないところも多いです。

利用時間

営業時間に続いてご紹介するのは利用時間です。レンタカーは数時間から数日までのプランが一般的となっていますが、カーシェアリングは10分や15分単位など長短時間の利用が可能となっています。こちらも大きな違いと言えます。

ガソリン補充の有無

レンタカーを借りた経験のある方であればご存じかと思いますが、レンタカーでは車を返却する前にガソリンスタンドなどに立ち寄って給油してから返却する必要があります。もちろんガソリン代込みで返却前に給油する必要がないというプランもありますが、一般的なプランでは給油してからの返却となります。

しかし、カーシェアリングであれば返却時に給油は必要ありません。「それだと誰も給油しないからガス欠になってしまうのでは?」と思われるかもしれませんが、実は車内に給油カードが設置されていて、そのカードを使って利用者なら誰でも給油することができるようになっています。

選べる車種

レンタカーでは様々な車が用意されています。小さな軽自動車から大きなワゴン車までサイズも様々ですが、可愛らしいデザインの車やかっこいいスポーツカーまで、ブランドやメーカーも色々なタイプのものが用意されています。

一方でカーシェアリングではそれほど選べる車種は多くありません。ごく一般的な普通の車やコンパクトカー・エコカーなどが主流となっています。1対1の契約となるレンタカーと比較すると、複数人で共有するカーシェアリングでは選択できる車の種類が平均的な普通の車になってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

マンションのカーシェアリング

まだ広くは普及していませんが、一部の分譲マンションではマンションの居住者のみが利用することができるカーシェアリングのサービスを導入しています。自分の住んでいるマンションで乗り降りすることができるため、大変便利と言えます。

メリット

マンション入居者のみを対象とするカーシェアリングのメリットは非常に高い利便性にあります。一般的なメリットやデメリットについては先述の通りですが、マンションに入っているタイプのものは通常のタイプのものよりも更に便利なのです。

まず何より自分が住んでるところから乗ることができて、そして自分が住んでるところで降りることができるため、本当に自家用車のように利用することができます。普通のカーシェアリングでは、どうしても自宅周辺のカーステーション(パーキング)に停めて、そこから家までは歩いて戻らなくてはなりません。

すぐ自宅の目の前がステーションであるのならば、それほど変わらないかもしれませんが、自宅からステーションまでがちょっと離れていて、10分以上歩かなくてはならないとしたら、多少面倒に感じることもあるかもしれません。その点、自分のマンションで乗り降りすることができるのはかなり便利と言えます。

自分のマンションに導入したい場合

自分が現在入居しているマンションやアパートにカーシェアリングのシステムを導入したいという場合は、オーナーや管理会社などに直接尋ねてみるしかありません。自分でマンションを一棟保有しているのであれば勝手に導入することができるかもしれませんが、そうでないのであれば賃貸でも分譲でも聞いてみるしかないでしょう。

カーシェアリングの法人利用

カーシェアリングがここ数年で非常に高い注目を集めていますが、利用されているのは個人の方ばかりではありません。法人として加入して利用されている企業も多く、カーシェアリングで余計な経費やコストをカットすることができるかと思います。そこで、こちらでは法人利用に関するコンテンツをご紹介させて頂きます。

法人利用のメリット

企業では経費削減のためにカーシェアリングが活用されています。社用車を購入されている企業やリース契約を結んでる企業もまだまだ多いですが、カーシェアリングであれば社用車よりもリース契約よりもコストを削減することができます。

社用車

社用車にかかるコストは「車両代・自動車保険・税金・車検・駐車場代・燃料」が主な項目です。自動車を占有でき、資産計上もできますが、上記の通り購入から購入後の維持費まで相当のコストがかかります。

リース契約

リース契約にかかるコストは「リース代・駐車場代・燃料」が主な項目です。こちらも社用車と同様に車両そのものを占有することができるというメリットがありますが、リース代と駐車場代、そして燃料についての費用がかかります。

カーシェアリング

カーシェアリングにかかるコストは「初期費用・月額利用料」が主な項目です。リース代も燃料費も駐車場代も必要ありません。車両そのものを占有することができないほか、毎月の利用料はかかりますが、経費計上することができるため会計面でもメリットがあります。

各社の比較

当サイトでご紹介している人気のカーシェアリング会社は、いずれも法人プランを用意していますので、それぞれ簡単にご紹介したいと思います。

カレコ

カレコの法人向け・個人事業主向け料金プランは月額固定費用が無料というのが魅力です。入会時に入会金として「4,980円」が必要となりますが、利用しなかった月には費用がかからないという大きなメリットがあります。入会申し込みは電話またはインターネットにて受け付けています。

エコロカ

エコロカの法人プランは、初期費用として利用登録手数料「10,500円」とICカード発行手数料「1,995円」が必要となります。月額基本料は1,980円と3,980円の物が用意されているほか、お得なパック料金の制度も設けられています。入会方法は個人法人とも同様でインターネットから手続きを行うことができます。

タイムズカープラス

タイムズカープラスの法人プランは、初期費用としてカード発行料「1,500円」が必要となりますが、月額基本料は無料となっています。公式サイトの法人入会申込フォームか入会申込専用ダイヤルから手続きを進めます。いずれも24時間受付です。

オリックスカーシェア

オリックスカーシェアの法人プランは、初期費用として利用登録手数料「5,250円」とICカード発行手数料「1,000円」が必要となります。月額基本料は1,000円と2,000円のプランが用意されています。なお、入会申し込みは法人窓口のフリーダイヤルから行うことができます。

カリテコ

カリテコの法人プランは、初期費用として入会金「4,980円」とICカード発行料「1,500円」が必要となりますが、月額基本料は無料のため、利用しない月には費用が発生しないというメリットがあります。

ページの先頭へ